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自動車保険

2021.12.16

配信

訴訟の国アメリカ。事故が起こってしまった後に後悔することのないように、保険の内容を理解して加入したい。また、信頼できる保険エージェントと相談して保険内容を決めることも有効だろう。自動車保険の種類について知っておこう。

 自動車保険の種類


対人賠償責任保険 BI (Bodily Injury)   
運転者の過失による事故で他人に怪我、死亡させてしまった際の損害額、法的費用のカバー。補償額が250/500とあれば、相手側へ1人25万ドル、1事故あたり(複数の相手)50万ドルが上限で支払われる。カリフォルニア州では1人1万5000ドル、1事故3万ドルの補償の加入が義務付けられている。しかしながら、医療費が高額であること、訴訟を起こされることを考えると、できるだけ高額の補償をかけておきたい。特に、被害者に弁護士がついた場合、家を失うというケースも起こり得るため、住宅所有者は充分注意して補償金額を決めること。賠償責任の補償を厚くしたい場合、「アンブレラ保険」という保険があるので保険代理店に相談するとよい。また、対人賠償保険の対象はあくまで「他人」であり、被保険者は対象にはならないことに注意しよう。

 対物賠償責任保険  PD (Property Damage)   
運転者の過失による事故で他人の物(車、家、塀など)に損害を与えた場合の補償。カリフォルニア州の義務は1事故あたり5000ドル。高級車に当ててしまった、複数の車を巻き込んでしまった、などという場合、この補償金額では全く足りないので、しっかりした補償をかけること。

 搭乗者医療保険  Medical   
誰の過失であるかにかかわらず、自分側の搭乗者が怪我をした場合の医療費が支払われる。この保険は自損事故、相手の過失による事故の両方に適応され、対象者は運転手だけでなく、友人など同乗者全員となる。不運にも死亡者が出た場合、葬儀代も加入の保障金額まで支払われる。

 無保険者傷害保険 UM,UMPD (Uninsured Motorist、 Unuinsured Motorist Property Dameges)  
保険無加入の車に当てられた際の自分側の怪我、車の修理代を補償する保険。万一、相手の過失で被害を受けても、相手が保険に入っていなければ泣き寝入りとなってしまう。相手を訴えようとしても、相手に支払い能力がなければ、取り立てるのは不可能。そういった多くの無保険者の存在が問題となっているカリフォルニア。自分の身を守るために、この保険にも加入しておきたい。

 衝突、転覆車両保険  Collision   
衝突、転覆による自分の車へのダメージの支払い。自損事故によるダメージや駐車場での当て逃げ、衝突による事故などに対してカバーされる。設定した免責(Deductible)分を自己負

担した後、修理代が支払われる。廃車の場合はその時の車の市場価値から免責額を除いた分を補償する。通常、その車の市場価値以上修理代がかかる場合、廃車になる。

 総合車両保険  Comprehensive、Other than Collision、Non-Collision   
Collision以外での自分の車へのダメージ(盗難、落下物、いたずら)などを補償する。Collision同様、設定した免責分を自己負担する。また、車の中にある物が盗まれても通常自動車保険ではカバーされないので注意。

 その他のオプション
■Towing Road Service 事故、バッテリーが上がったなどでけん引が必要な場合のサービス
■Rental Car Collision、Comprehensiveのクレームにおいて車の修理中のレンタカー費用


 事故にあってしまったら  


The National Highway Traffic Safety Administration (NHTSA)のデータによると、2018年度ポリスに報告された事 故が673万4000件。ポリスに報告されていない事故が多々あることを考えると、自分が事故と無縁とは言えない。異国の地で事故に遭い、戸惑うことも多いだろう。まずは、落ち着くこと。そして、「安全なところに停車する」「負傷者がいたら911に連絡」などは基本だが、覚えておきたい事故の際に役立つ注意事項を挙げておこう。

ライセンスプレート番号を控える  
できればライセンスプレートの写真を撮ろう。当て逃げは頻繁に発生しており、一度停止してエンジンを止めた途端に逃げられるパターンもある。相手がわからなければ、泣き寝入りするしかない。ライセンスプレートの番号さえ控えていれば、警察が相手を突き止めてくれる可能性もある。相手の保険会社へ請求や、相手が無保険者であれば自分の無保険者保険で怪我や修理代が補償される可能性が高い。

 目撃者の確認  
その場で過ちを認めていた相手も、後になって全く違った話をして最終的に自分が加害者にされてしまうというケースもある。周囲に目撃者がいれば名前と電話番号を聞き、後で何かあったら協力を要請したい。自分の車に乗っていた家族や友人は通常目撃者としてみなされない。

 相手の情報は必ず自分で控える  
事故の際の確認事項は、相手の名前、住所、電話番号、運転免許番号、保険会社名、保険番号など。どんなに相手が良い人のように見えても、必ず自分で実際の免許証、保険証を確認して、全ての情報を書き写すこと。全くでたらめな情報を渡されないよう注意しよう。電話番号は自宅、携帯、会社などできるだけ多く聞き出し、その場で実際にその番号にかけて正しい番号なのか確認するのも有効である。

 警察を呼ぶ  
通常アメリカでは負傷者がいる事故や飲酒運転などでないと警察に電話をしても来てもらえないことが多々ある。相手があまりにも非協力であったり、免許、保険を所持していない場合、後で大変なことになりかねないので、状況を説明してなるべく警察に来てもらうこと。

 DMVに事故報告する  
加害者、被害者に関わらず、人身事故または物損が1000ドル以上になる事故は10日以内に「Traffic Accident Report (SR 1)」を記入しDMVに送付しなければならない。これを怠ると、被害者であっても運転免許停止になる恐れがあるので注意。用紙はDMVのウェブサイトからダウンロードできる。

 事故の報告に必要な情報
■相手の名前、住所、電話番号(家、携帯、会社)、免許証番号
■相手の車の年式、種類、色、ライセンスプレート番号、VIN番号、所有者の名前
■相手の保険会社名、保険番号、被保険者名、電話番号
■事故発生日時、場所(町、道の名前)
■目撃者の名前、住所、電話番号
■Police Reportがある場合、所轄の警察、Report番号、 担当警察官の名前

情報提供:Kawaguchi Insurance Agency

408-320-4351

ベイエリアで保険エージェント歴15年以上の経験を生かし、日本語でわかりやすく親切丁寧な対応で評判が高い。個人向けの各種保険、企業向け各種保険など顧客のニーズ にあった保険会社、保険プランを提供している。

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