お仕事探しはこちら!

まだ知らない、懐かしい「日本」に会いにいこう -Japantenna-

2021.11.24

配信

アメリカに残存する3つの日本町のうちの一つ、サンフランシスコ日本町に、「日本」を紹介するアンテナショップ「Japantenna」が誕生した。現在パイロット版として、鹿児島フェアが開催されている。オープニングイベントにはサンフランシスコ市長や在米総領事も祝いに駆けつけるなど、当初から注目を集める同ショップ。今回、共同仕掛け人である冨田氏に、その思いを伺った。


日本町に来るきっかけを作りたい

コロナ禍の影響を受けたのはサンフランシスコ日本町も例外でなく、2020年3月のロックダウン以降、モールが再開した後でも客足はまばらだった。例年多くの観光客が訪れる日本町の名物「北加さくら祭り」が2年連続で中止となることが決定した2021年3月頃、「日本と日本町のために何かしたい」という思いからプロジェクトが始まったという。


「当初は、前総領事と『日系人と日本人のインタラクションが少ない、日本文化も希希薄化している日本町に、我々のような後から(サンフランシスコに)来た日本人ならではの貢献の仕方があるのではないか』と、話していたところから始まりました。日本町に来るきっかけを作り、日本町の経済再生をやっていきたい、という思いから始まり、アンテナショップなんかはどうだろう、というアイデアに繋がりました。じゃぁ実際パイロット版としてやってみよう! と、ツテを伝っていくつかの県に声をかけたところ、鹿児島県が『ぜひやりましょう!』と返事をくれ、実現に至りました」


桜島の稜線をモチーフにしたというフリードローイングスペース。ホワイトボードになっており、来場者が自由に書き込める

鹿児島をrepresentするものを

とはいえ、実現に向けてのハードルはとても高かったという冨田氏。「まず、じゃあ何をするか、となった時に、県としてはこちらのニジヤさんで行っているような主に食品を扱う『鹿児島フェア』のようなイメージだったのですが、我々としては、もっと郷土工芸品や民芸品、文化なども来場者に触れて欲しかったんです。なので、こちらもツテを伝って様々な工房や作家さんにコンタクトをとり、集めてきました。私が鹿児島出身というのもあり、『鹿児島をrepresentするもの』というコンセプトでセレクトしています」と語ってくれた。


冨田さんのコレ見てBest 3!
ずらりと並んだ鹿児島アイテムの中で、冨田さんオススメの必見ベスト3を教えてもらった。

①薩摩切子


「幕末の薩摩藩で誕生したガラス細工「薩摩切子」は、透明ガラスの上に色の入ったガラスを重ね、「色被せガラス」にカットした際に生まれる独特のグラデーション「ぼかし」が特徴です。これは薩摩が誇る工芸品の一つ。ぜひ実物の美しさを見にきて欲しいです!」


②薩摩焼


「鹿児島県内で焼かれている陶磁器ですが、白薩摩(白もん)と黒薩摩(黒もん)があるのが特徴です。表面に絵や彫りを入れるのが特徴の白薩摩は武家が、素朴で重厚なものが多い黒薩摩は庶民が使用していたという歴史があります」


③黒千代香(くろじょか)


「これはまさに『飲み干さないと置けないお猪口』です。注がれたお酒は飲み干す、という薩摩心意気が反映されている伝統工芸ですね、今回初めて見たという方も結構いらっしゃいました」


スタッフは全員ボランティア

金〜日曜だけ開催中の同企画だが、実はスタッフは全員ボランティアだという。「今回の取り組みに賛同してくれた日本人、日系人の方が、皆さんそれぞれ声を掛け合ってくださいました。日本語科のある近隣の高校からも、高校生がボランティアに来てくれています。こういった経験を通じて、日本の知識や文化に、経験として触れてもらえる機会になれば嬉しいです」


コラボも実施中

今回の企画はあくまで「パイロット版」ということで、展示がメインとなっている。中には「どうしても欲しい!」と予約が入っている焼き物などもあるそうだが、基本的には販売は無し。「こんなに鹿児島ムードになっているのに何も買えない、食べられないなんてー!」と思っている方に朗報です。なんとお隣の「Mochillもちドーナツ」さんで、期間限定・数量限定の鹿児島コラボドーナツを販売中とのこと。


鹿児島の知覧茶をグレーズドに練り込んだ知覧茶ドーナツと、種子島の黒糖を砕いてシロップにし、ミルクティーグレーズドに合わせた黒糖ミルクティードーナツの2種。ドーナツ購入者にはこちらも数量限定で、Japantennaでのサンプルがもらえるという嬉しい特典もあり。


桜島の椿オイル。こちらは終盤で販売予定だそう。


「鹿児島アンテナショップ」は12月5日まで!

見て、触れて、食べて、知れる鹿児島アンテナショップは12月5日まで。終盤には、こちらも数量限定だがグッズ販売企画やサンプリングなんかも予定しているとのこと。なかなか日本に気軽に帰りづらい今だからこそ、まだ知らない日本、または懐かしい日本に出会いに、ぜひサンフランシスコ日本町へ足を運んでみては。なお、同企画は今後も継続予定。次はあなたの出身地かも!?


【開催日時】
〜12月5日(日)までの金〜日曜 11:00am〜6:00pm
【場所】
1737 Post St., Suite320, San Francisco, CA 94115 (SF日本町ジャパンセンターウエストモール)


ベイスポスタッフのブログ

ベイスポスタッフのブログ

この記事に関連する記事

一覧ページにもどる

share with ups!

新規会員登録

ベイエリアの求人・仕事情報・お知らせ・募集・不動産・個人売買情報はベイスポ!
無料で会員登録をすると、bayspo.comをもっと便利にお使いいただけます。

新規会員登録をする

サクッと読める!
ベイスポとeじゃんデジタル版をチェック!