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「やらずに後悔するより、やって後悔」-AKIN 史穂

2021.07.16

配信

バークレー出身の夫と京都で結婚、子ども3人を授かった後、家族でベイエリアにやってきたという史穂さん。現在はベイエリアで「旦那と一緒に子ども達を養っていくのに一生懸命」と語る彼女に、ここでの暮らしについて伺いました。

ベイエリアに住むことになったきっかけ

 学生の頃、京都に留学中のバークレー出身のアメリカ人の旦那に出会い、恋に落ち、2007年に結婚。子ども3人に恵まれ京都で生活していたものの、旦那がアメリカに戻りたい発言、そして、私も行きたい! となり、仕事の当てもなく、手に職があるわけでもないのに、仕事を辞めて、小さい子どもを3人抱えて、無職で渡米したのが旦那32歳、私31歳の2014年4月でした。今思えば、本当に無謀すぎることをやってしまったなと思います。


ベイエリアの印象

日本での結婚生活中も毎年ベイエリアには旦那の家族に会いに帰ってきてましたが、住むとなったら別話。物価が高すぎる。ベイエリア=家の値段やばすぎる。なので、ベイエリアに住むにはある程度所得がないと住めないわけで、知り合う人たちは大抵お金持ち。お金持ちばかり集まる街というイメージ。

自分の専門分野について

私は大学卒業後は、一般企業に1年努めたのち、結婚。その後、大学で取得していた教員免許を活用し高校で英語を教えていました。アメリカでは日本の教員免許で英語を教えることができないので、アメリカでは家計を支えるためレストランでサーバーとして働いていました。現在はコロナの影響で無職で、求職活動中。近々、仕事復帰予定です。


その道に進むことになったきっかけ

その道、どの道? 私が進んでいる道は、子どもを一生懸命育てる道でしょうか、旦那と一緒に子ども達を養っていくのに一生懸命です。

渡米後、旦那はすぐに仕事に就くことができたものの、ベイエリアで普通に生活できるほどのお給料はなく、私も働かなくては生活ができない。

でも、渡米した頃は、子ども達は1歳、3歳、5歳、デイケアに預けるお金もない。そしたら、旦那とバトンタッチして旦那が帰宅後に私が働くしかない、ということで、私が夜レストランで働くことになりました。渡米して2年ほど、バークレーのおいしい焼き鳥屋IPPUKUで働かせていただいた後、サンフランシスコでコンシェルジュの仕事に就いたものの、デイケア費用を支払うと手元に残るお金がない! 

また、家族との時間がどどんと減ったことから、この先どうしようと思っていたところ、おいしい日本食レストラン、Kirakuのオーナーからお声がかかり、そちらでお世話になることに。コロナの影響で現在私はお仕事お休み中ですが、母親業に毎日追われてます。仕事に出ていないのに、なんでこんなに毎日忙しいのかと不思議なくらいです。


英語で仕事をするということ

学生の頃、アイオワ州に語学留学していたことと、旦那とは英語で会話していたので、ありがたいことにサーバーでの会話ですごく困ったということはありませんでしたが、 英語でサーブするというのは初めてで、 単純な表現ばかりでなく、お料理やお酒の味の表現する語彙力を身につける必要がありました。

英語で失敗したエピソード

忘れもしないのがアメリカ留学中の出来事。敏感肌のくせに自分でたくさん耳にピアスの穴を開けていて、挙げ句の果てに炎症を起こしていました。ゴスペルの練習中にアメリカ人の友人が、“What happened to your ears?” と心配して聞いてくれて、私は自信満々に“I got an erection on my ears”と答えたのでした。

もちろん、友人は唖然、後に爆笑をかっさらい。その後、infection:炎症とerection:勃起を2度と言い間違えることは20年経った今もありません。最後の“ction”の部分しかかぶってないのに、なぜ間違えてしまったのか今でも不思議です。

英語が100%ネイティブだったらどんな仕事に?

英語がネイティブであっても私は手に職がないので、アメリカでは何ができるかな。教員免許をアメリカでも持っていたら、やはり先生という道を選んでいると思います。人と接するのがやっぱり大好きなので、その上、先生という職業は、生徒を指導する立場ですが、実際は自分もたくさん学んで成長できる素晴らしい職業です。

あなたにとって仕事とは?

現在、ベイエリアでは、仕事=お金儲け=生活するのに必須なもの。ですね。

休日の過ごし方

家族で家でビデオゲームや映画鑑賞、または近場のビーチにおでかけしたり、友人とバーベキュー。野球シーズンはほぼ休日、息子の野球の応援。

好きな場所

自分の家、実家のある京都、バークレーマリーナ、レイクタホ、そして旦那のお母さんの家。旦那のお母さんの家が一番、ゆっくりほっこり怠けさせてもらえる貴重な場所です。


最もお気に入りのレストラン

バークレー、テレグラフアベニューにある居酒屋Kirakuです。メニューに載ってるもの全部美味しいし、オーナー兼シェフのダイキさんが作る料理は本当になんでも最高に美味しい! そして、庶民派なお店の名前通り、気楽に楽しめる居酒屋。私の一番大好きな料理は「あさりラーメン」です。あさりの出汁がしっかり出てて、美味しすぎます。感動する味です。

よく利用する日本食レストラン

ダウタウンバークレーにある焼き鳥屋IPPUKUです。高品質の美味しい焼き鳥が食べれる他、アルコールの種類が豊富、特に焼酎がとても多種。そして日本のウィスキーも。焼き鳥で是非食べて欲しいのは「つくね、黄身卵付き」です!

最近日本に戻って驚いたこと

大きい人サイズが普及してきてること、トレジョやホールフーズが人気なこと。

日本に持って行くお土産

スーツケースに入るだけのトレジョの色々。

日本からベイエリアに持って帰ってくるもの

調味料、化粧品、そして、百貨店で売っているお菓子たち。

現在のベイエリア生活で、不便を感じるとき

明らかに物価の高さしかない。一生、家買えない。細かいことは、バートのチケット販売機、機能が悪すぎ、日本が機能良すぎるのか。

現在のベイエリア生活で不安に感じること

このまま物価がどんどん高くなってしまうのかどうか。もうここには住めないのじゃないか。また、アメリカは自由な国のイメージが強いですが、最近、実際はそうではないなとすごく感じます。

発言の自由がなくなってきているアメリカ。マジョリティーに反する発言をした翌日に会社をクビになるような国。恐ろしい。また、ベイエリアはITワールド、IT企業に勤められるようなスキルを持っていない私たち家族は行き場がなく不安です。

日本に郷愁を感じるとき

日本食を食べる時。特に、レストランでおいしい日本食を食べると日本が恋しくなる気持ちが増します。また、桜が開花してるのを見かけると、お花見を思い出し、桜の木の下で缶ビールが飲みたくなります。

お勧めの観光地

初めて家族や友人がこっちに遊びに来てくれたら必ず、行って欲しいのがアルカトラズ刑務所。クルーズに乗ってアルカトラズ島に向かうので景色もすごく楽しめます!


5年後の自分に期待すること

教員免許以外に何か自分にスキルを身につけておくこと。今よりもっと幸せな生活を送ること。そして、常にもっと上を目指して頑張る自分…。そうなることを期待したい、そうなるために頑張ります。

自分を動物にたとえると?なぜ?

ライオン、ザ、肉食。欲しい物は欲しい。狙った獲物は逃さない(笑)。

座右の銘は?

「やらずに後悔するより、やって後悔」

この座右の銘があるから、私たちは今、アメリカで生活しています。不安でしたが、あのまま、怖いからアメリカ来るのをやめていたら、やらずにずっと後悔していたままだったと思います。やって後悔した部分もありますが、この過程から学んだことや成長したことを考えると、やっぱりやって正解でした。今後も、何でも挑戦していきたいです。


プロフィール

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Shiho Akin

京都で育ち、京都の女子中学、高校、大学を卒業。大学では英語英米文学科を専攻し、英語の教員免許を取得。24歳の時に結婚、26歳、28歳、30歳で出産。子ども3人を授かり、2014年4月からアメリカ渡米後は波乱万丈の毎日。常に面白いこと、笑うことが大好きで、ポジティブ思考ではあるものの、よくよくマイナス思考にもなり落ちてしまう日々もあり。

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