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パッションを感じることにエネルギー注ぐ-里香・岩﨑・エリス-

2023.05.17

配信

現在、ブリュワリー経営とミュージシャン活動を行なっている里香・岩﨑・エリスさんに、ベリエリアに来たきっかけや、当地での暮らしについて聞きました。

 

ベイエリアに住むことになったきっかけ、渡米した年は?


2003年まで東京で暮らしていましたが、夫がビジネススクールに行くことになり、夫婦共にそれまでの仕事を辞め、ロサンゼルスに引っ越しました。その後夫の仕事がベイエリアに決まって2005年に当地に引っ越してきました。

 ベイエリアに最初にきた時の印象は?  


サンノゼ空港に初めて降り立った時、山に囲まれたシリコンバレーの景色を見て、ずいぶんのどかな所だなと思いました。

 ベイエリアの今の印象は?  


IT企業が連なるシリコンバレーの中心地に住んでいますが、都会過ぎず、田舎過ぎず、とても住みやすいエリアだと思います。北にサンフランシスコと南にサンノゼと、二つの空港へのアクセスもあって便利ですし、車を少し走らせれば、サンタクルーズマウンテンズ、ビーチなど豊かな自然が身近にあるところも気に入っています。それからなんといっても日本食が豊富なのもうれしいです。

 あなたにとって、ベイエリアはどんな場所ですか?  


幼少から引っ越しの多かった私は、12歳から3年以上住み続けた家がありませんでした。気がつけば、ベイエリアは以前住んでいたことのあるどこの都市よりも長く住み続けていますので、今や「ホーム」という気がしています。

 どんなお仕事、活動をされていますか?  


サニーベールでShaKa Brewingというマイクロブリュワリーを経営しています。と同時に、ミュージシャン活動(作曲、バンド活動、ピアノ講師)もしています。



 自分の専門分野について教えてください。  


ブリュワリーでは主にマーケティング、企画運営を担当していますが、まだ始まったばかりのマイクロブリュワリーなので、今現在はタップルームでのカスタマーサービス、インテリアのコーディネートから、新しい店舗のDIY、ビールの配達まで、自分のできる全ての仕事に携わっているのが現状です。

 その道に進むことになったきっかけは?  


夫が若い頃からホームブリューイングをしていて、日本に住んでいた時は、趣味として夫と一緒に東京の小さなアパートのキッチンでビール作りをしていました。ベイエリアに越してきてからはお互いに忙しく、なかなかビール作りをできませんでしたが、10年ほど前から時間にも余裕が出てきたので、自宅のガレージに収まる程度の機材を買って、再びビール作りを始めました。  

その後、5、6年ほど前から同じ趣味をもつ現在のビジネスパートナーと出会ったことをきっかけに、それぞれの家のガレージで2種類ずつ作った自家製ビール(合計4種類)を持ち寄り、自宅を開放して「スピークイージーフライデー」と題してビールのテイスティングイベントを年に数回ずつ定期的に企画しては、たくさんの知人、友人にビールを飲んでもらい、評価してもらう、といったことを数年続けていました。  



イベントは毎回好評で、続けているうちに、ビールのレシピも安定していき、このおいしいビールをもっとたくさんの人に飲んでほしい、また地ビールを通して地域のコミュニティー作りにも貢献できないかと考えたのをきっかけに、ブリュワリービジネスを立ち上げることになりました。

 英語を使って仕事をするということについて思うことは?  


英語を使って仕事をするということは、ただ単に言語が違うだけではなく、アメリカのカルチャーの違い(仕事への取り組み方や、考え方の違い)を理解することでもあるので、日本育ちの私にとっては、難しいと感じることもありますが、逆に意見や説明など、英語の方が率直で伝えやすいと感じる時もあります。

 英語での成功体験、失敗体験があれば教えてください。  


アメリカに来て初めての職場で、ボスに「君はいつも『I’m sorry.』を言い過ぎる」と注意された時にも「I’m sorry.」と答えてしまい、あきれられてしまったことがあります。日本人は配慮の意味で「ごめんなさい」「すみません」といった言葉を日常でよく使いますが、この国では言い過ぎると、自信がないように見え、自分の弱さをアピールしているようなものだと、彼から教えられました。 

あなたにとって仕事とは?  


好きなこと、素晴らしいと思えることを仕事にする! が一番の理想ですが、若い頃はそれができない時代もありました。年齢を重ねる毎に、段々と自分がパッションを感じることに傾向して、エネルギーを注げるようになってきました。現在ブリュワリー経営者とミュジーシャンとして二つの仕事をしていますが、どちらも大好きで、特に仕事を通しての人とつながれること、そしていろいろな人から自分が成長させてもらえることを幸せに思います。

 子供の頃に就きたいと思っていた職業、理由も教えてください。  


演奏家と舞台俳優。子供の頃、大の音楽好きだった母と、父の仕事の関係で、国内外のたくさんの素晴らしいクラッシックアーティストと会う機会に恵まれていたので、自分も演奏家になりたいと思っていました。その後中学生以降から、劇作家、俳優でもある野田秀樹さんの率いる劇団などの影響で、舞台俳優に憧れていましたが、夢は叶わずでした。



 ベイエリア、および近郊で好きな場所はどこですか?  


海や山などの自然が大好きなので、好きな所はいっぱいありますが、特にサンタクルーズマウンテンズを抜けてペスカデロのビーチに行く景色が好きです。



 おすすめの観光地は?  


ヨセミテ国立公園は車で行ってもそんなに遠くなく、景色が壮大なので自然の好きな方にはおすすめです。

 5年後の自分に期待することは?  


ブリュワリービジネスが安定して継続していること。また、健康で自分らしい生き方、新しい事へのチャレンジをし続けている事。

 座右の書は?  


本が大好きなので選ぶのが難しいのですが、まずは遠藤周作の『深い河』。彼の遺作でもあるこの本には、彼が生涯追い求めた、日本人としての宗教の本質とは何か?の答えが書かれていて、とても影響を受けました。洋書では『Let My Peo ple Go Surfing』(邦題『社員をサーフィンに行かせよう│パタゴニア創業者の経営論』)。パタゴニア創業者で、地球環境問題に対する取り組みでも知られるイヴォン・シュイナードの仕事に対する哲学や理念は本当に素晴らしく、感銘を受けました。

 最近読んで印象に残っている本は?  


ティク・ナット・ハンの『You Are Here : Discovering the Magic of the Present Moment』。これまで読んだ彼の本の中でも、これは特に読みやいので何度も読み返しています。

 これまで見た中で影響を受けた、または印象に残っている映画は?  


スティーヴン・スピルバーグ監督の『E・T』です。子供の頃(歳がバレますが)この映画を見て、アメリカの子供たちの暮らしぶりに憧れたのと同時に、ジョン・ウィリアムズの音楽にものすごい衝撃を受けて、初めてのサウンドトラックを買いました。

 座右の銘は?  


「健康第一」と「一期一会」。

プロフィール

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Rika Iwasaki Ellis

都内の某レコーディングスタジオ勤務を経て2003年に渡米。サンノゼ州立大学音楽学部作曲科卒業後、主にモダンダンサーとのコラボレーション、エレクトロアコースティックの作曲活動を行う。2020年、サニーヴェールにて、パートナーとマイクロブリュワリーShaka Brewing を起業。2022年暮れから新しいスペースに移転、ベイエリアミュージシャン達への演奏の場作りとサポートの為、ブリュワリーでの音楽イベントも企画中。https://www.shakabrewing.com

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