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事業をしたいというDNA -眞壁 暁-

2022.11.30

配信

妻の出身地であるサンノゼに移って約6年。さまざまな事業を展開する眞壁暁さんに、ベイエリアの暮らしについて聞きました。

 

ベイエリアに住むことになったきっかけと最初の印象


大阪で結婚した妻の出身地がサンノゼで、2016年2月に渡米。妻も10年くらい日本に住んでいたので、生活費の高さに度肝を抜かれたことを覚えております。最初はとにかく事業を軌道に乗せるべく動いており、何を見てもモノクロに映るような味気なさがあったことを覚えています。今は、変な人が多く楽しいです。社会システムがもはや拝金主義なところが自分を甘やかさないように作用してくれているとも感じます。日本も学ぶべき点が多い地域だと思います。

あなたにとって、どんな場所ですか?  


基本的に住みやすい場所だと思います。アメリカにどっしり住むのはサンノゼが初めてですが、空港も近く日本食もあり、特に生活面で困った経験がありません。もちろん生活費の高さは否めないですが、その分楽しむしかありません。

 自分の専門分野は?  


商社で働いていた頃に培った貿易実務、物流、醸造機器の据え付けノウハウです。「Made in Japan」の工作機械を海外に輸出販売する部門に3年間身を置き、一通りの手続きを覚え、必要な人脈もそこで得ました。今振り返っても工作機械の販売の流れ、輸出入手続きは他の商材と比べ群を抜く複雑さだったことがいろいろと功を奏していると感じます。



 その道に進むことになったきっかけは?  


学生の頃は「商社=世界と戦う」みたいな漠然としたイメージがあり、深い意味もなく憧れていたのだと思います。独立したきっかけは、父の代で終わってしまいましたが祖父の代から小さな燃料店を家族で営んでおり、あまり誰かのために働くというDNAが自分にはなかったのだと思います。無意識のうちに将来は自分で何か事業をしているものだと思っていました。



 英語を使って仕事をするということについて思うことは?  


完全に人格が変わるので、たまに自分が自分でないような感覚がします。また、英語が原因かは確信が持てませんがアメリカ人相手だと「話が早い」と思う場面が多いのも印象的です。しかし、英語力よりも自分がどんな人間かを強くアピールする方がよほど信頼を得やすいとも思います。


 英語での成功体験、失敗体験があれば教えてください。  


英語では文法的にもはっきり物事を言い切る場面が多く、また、アメリカ人にははっきり言わないとなかなか伝わりません。その歯切れの良さが日本人相手のやり取りなどにも、いい意味で作用している気がします。英語力が原因で失敗したことはないのですが、自分の常識で話を進め、痛い目にあったことは何回もあります。

 あなたにとって仕事とは?  


自分の場合、仕事を通してやりたいことを実現していけると思うので一種のツールのような感覚です。ご飯を食べるためにやらねばならないことに今も昔も変わりはないのですが、壮大なロールプレイングゲームのように考えるようにしています。

 子供の頃に就きたいと思っていた職業、理由も教えてください。  


釣りが好きだったので漁師、釣りと出合う前はピザが好きだったのでピザ屋でした。欲求に一途な子供の頃の自分には、学ぶべきことが多いと思う今日この頃です。

 休日はどんなふうに過ごしていますか?  


裏庭のDIYに打ち込んでいます。業者から見積りを取ったら3万ドル以上だったのですが、自分でいろいろ調べていくと大した作業はなく、ツールもレンタルで間に合うことが分かり、今はコンクリートをハンマーでたたき割っている段階です。



 ベイエリア、および近郊で好きな場所はどこですか?  


コロナの巣ごもり期間パスタ作りにはまり、近所のイタリアンスーパー「Zanotto's Family Market」に行くのが楽しいです。クラフトビールの種類も多く、回転も早いので飽きません。

 よく利用する日本食レストランはどこですか?  


「Menya Kanemaru Golden Ramen」で、ラーメンと唐揚げの食べ比べセットを毎度注文します。しかし、正直あんまり日頃から日本食レストランに行きません。日本食つながりで言うと、携わっているIT飲み会というイベントでは毎年末、本マグロの解体ショーを催しています。

もし、宝くじで100万ドル当たったとしたら、その使い道は?  


アメリカで出るまだ新鮮な食料廃棄を冷蔵コンテナに詰めて飢餓で苦しむ世界各地の地域にひたすら送り続ける。そして、一体何が起きるのか、どんな障壁が待ち受けているのかなどをブログにまとめるみたいなことをしたいです。

 日本に戻る頻度は?  


月1~2回です。コロナ禍でアメリカのエンジニアの渡航が禁止になったので、自分が帰国し設備の据え付けまでこなしました。もちろん最初は全く分からず、日本の既存ユーザーの力などを借りながら手探りでこなしました。今ではメカの知識も付けることができたので本当にいい経験になったと思っています。ちなみに、コロナ禍の飛行機は横一列貸し切りなので毎度快眠でした。

 最近日本に戻ったときに思ったこと、考えたこと、感じたことは?  


いろんな意味でコスパのいい国になった&覇気がない人間が増えたと帰国する度に感じます。仕事面で目につくのは、既得権益があらゆる場面にはびこり、そういう組織ほどはんこ、原紙郵送、ファクスなどの古い制度に固執している実態です。新入社員が毎年入る中で改善されないのは、年功序列と同調圧力の二重苦のたまものなのだと思って見ています。一重に残念だと感じます。

 日本へのお土産は何を持っていきますか?  


「尖った」クラフトビール。



 日本からベイエリアに持って帰ってくる物は?  


缶詰め、日本酒、調味料。円安にあやかり、ドンキなどで爆買いしてきます。

 現在のベイエリア生活で、不便を感じる時は?  


ラーメンを食べるために行列に並ばなければいけない点。人口が多いので日本のあの、ふらっと行ける手軽さみたいなものがたまに懐かしくなります。

日本に郷愁を感じる時は?  


地元が港町なので、潮のにおいがすると小田原を思い出します。

 永住したい都市は?  


魚がおいしく、海の近い都市。とは言っても夜行バスに乗る感覚で日米を行き来しているので、場所と人間をひも付けるという発想が正直しっくりこない自分がいます。ラーメン、ビール、刺し身があれば正直どこでもいいような感覚です。

 5年後の自分に期待することは?  


アメリカから日本に販売しているクラフトビールの缶充填(じゅうてん)機を使い、日本酒を缶に詰めて自社流通でアメリカに販売するプロジェクトに打ち込んでいます。この令和のコンテナ物語を必ず成し遂げ、5年後くらいにはアメリカで「日本酒の父」と呼ばれていたいです。

 座右の書は?  


『金持ち父さん貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ著)です。

 最近読んで印象に残っている本は?  


『たった一人の熱狂』(見城徹著)です。

 座右の銘は?  


暗闇でジャンプ。

プロフィール

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Akira Makabe

東洋大学の社会学部を卒業後、工作機械を扱う専門商社に入社。3年後退職し、貿易を軸に独立。ワンコイン英会話(英会話サークル)を創設し、お菓子セットのサブスクリプションのSnakku.comのCOO、クラフトビール、ビール醸造機器の販売のCowboy Craft CEO、クラフトビールの飲める角打ち酒販店、Rodeo Dog Beer Standオーナーを兼務。

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