
ふぉっふぉっふぉ、皆の衆、元気じゃったか!? サッカーワールドカップでの日本代表の活躍で大いに盛り上がっておるんじゃないかのぉ。じじぃも美酒で酔いしれておるところじゃ。さてさて、じじぃが今飲んでいるこのお酒、そう、地元・バークレーの米国宝酒造さんのお酒なんじゃが、うれしい情報が入ってきたので、皆の衆に共有するぞぃ。
ベイエリアの「地酒」

1983年から地元の水と米にこだわった酒造りに挑戦し続けている米国宝酒造。バークレーにある本社では、日本伝統木造建築にヒントを得て、工場の広々とした空間に水・風・木・土を融合させたイメージのテースティングルームとミュージアムが併設されているおるんじゃ。知っての通り、コロナ禍以前は、年間1万人以上の来場者があり、高品質・豊富な品ぞろえの酒フライトを楽しむ姿が多く見られたんじゃが、コロナ禍でテイスティングルームは長いこと閉鎖しておった。じゃがのぉ、ついに、ついに再開が決定したんじゃ〜! 乾杯!!これはうれしいニュースじゃ。
今のところ、予約オンリーで、12月10日(土)、11日(日)、16日(金)〜18日(日)、23日(金)の6日間のみオープンするとのことなので、皆の衆、早めに予約をするんじゃ。
酒テイスティングを楽しもう
今回のリオープンでは、「オーガニック生」「Rei -玲-」をはじめ、にごり酒や純米酒から純米大吟醸酒を試飲できるテイスティングコースが15ドル、バークレーの蔵の片隅に大切に保管されていた幻のお酒「松竹梅 秘蔵古酒」、ウイスキーのようにバーボンバレル(樽)でエイジドした純米酒「松竹梅 樽貯蔵純米酒」、米国産純米大吟醸「松竹梅」などは、グラスでテイスティングが可能じゃぞ。以前、じじぃは「松竹梅 秘蔵古酒」を堪能させてもらったんじゃが、熟成を重ねたからでてくる「照り、色、香り」…、全てが別物じゃったわぃ。酒というかウイスキーのようで、ホリデーギフトとしても喜ばれるはずじゃぞ。絶対に買い! じゃー。

テイスティングコースでは5種類の酒を味わうことができ、スタッフが丁寧に説明をしてくれるんじゃ。これがまた勉強になる。それぞれの酒の特徴を聞きながら、グイグイと飲み進める。以前じじぃが寄った時は、スタッフから「純米ならブリーチーズなどの若いチーズが合いますね」とか、参加者達からは「にごり酒はヘイジー系のIPAみたい!」とか、「ピナコラーダに近い!」なんて会話も飛び出しながらテイスティングしたんじゃ。こんな風にお酒の種類別にどんな特徴を持っているか、また飲み方によっての味の違いなど、勉強にもなるんじゃぃ。皆の衆は、いつの間にか顔が真っ赤になっておるはず。ホント、楽しいぞぃ。もちろん、試飲したお酒はその場で購入も可能となっておるんで、自分用とギフト用にもぜひ、バークレーの工場で直接買ってほしいわい。
「酒」市場のさらなる拡大を
「テイスティングはお酒のことを知ってもらう場、というだけでなく、私たちの『sake』への情熱をお客さまへ直接お伝えできる貴重な機会です」と社長の藤原ノリちゃん。「最近は『入門酒』といった立ち位置で、お酒が初めてという方にもなじんでいただきやすい飲み口のものも多くそろえています。スパークリング清酒『Mio』やフレーバード酒、甘めのにごり酒など、『熱燗の匂いが苦手』という方にも楽しんでもらえるのでは、と思います」と、ノリちゃん。料理とのペアリングや酒のサーブ方法、種類の違いなど酒の知識に関して、積極的に発信していき、さらにお酒の魅力を伝えてくれるそうじゃぞ。宝さんのホームページも色々とカクテルレシピなどもあるので、皆の衆も要チェック! じゃ。
「アメリカの地酒」として、カリフォルニアローカルの水、米、気候を利用した「土地勘のある酒」を醸造し続ける米国宝酒造。ベイエリアに住む皆の衆にとっては、絶対に一度は体験するべき、テイスティングルームのリオープンに乾杯じゃ! それでは、皆の衆、早めに予約をするんじゃぞ。また会う日まで、さらばじゃ〜。

米国宝酒造テイスティングルーム
【住所】 708 Addison St.
Berkeley, CA 94710
【電話】510-540-8250(ext.149)
【ウェブサイト】www.takarasake.com
【テイスティングルーム予約】www.takarasake.com/visit-us/sake-tasting-room
【テイスティングルームオープン日】
12月10日(土)、11日(日)、16日(金)〜18日(日)、23日(金)
Takara Sake USA Inc.
708 Addison St.,
Berkeley,
CA
94710
https://www.takarasake.com
510-540-8250
1983年に地元バークレーで酒造りを開始。以来、日本で培われた伝統の酒造りと米国で独自に磨き上げた技術を融合し、「より良い酒造り」への挑戦を続けている。
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