ふぉっふぉっふぉ、皆の衆、元気じゃったか？ いよいよ、今年も早いものでホリデーシーズンに突入じゃ！ 連日連夜、じじいもさまざまなパーティーにお呼ばれして、顔を出しておるわぃ。もちろん、乾杯！ は、シャンパンなど泡系のスパークリングワインでという輩も多いと思うんじゃが、さてさて、じじぃが今飲んでいるこのお酒、なんじゃと思う？ そう、地元・バークレーの米国宝酒造さんのお酒なんじゃが、スパークリング清酒「澪」じゃ。ホリデーシーズンにピッタリの「澪」にさらにうれしい情報が入ってきたので、皆の衆に共有するぞぃ。

 スパークリング清酒「澪 」 　

この「澪」は、正式名称は「松竹梅白壁蔵『澪』スパークリング清酒」といい、2011年に日本で宝酒造から発売開始し大ヒット。アメリカには、確か2012年頃に入ってきた人気の発泡性の日本酒なんじゃ。「スパークリング清酒」とは、スパークリングワインと同じように発泡性のある日本酒のことで、ワインはぶどうからできておるが、こちらはお米から生まれておる。まぁ言うなれば、日本酒の魅力である米のほのかな甘味を生かしながら、さわやかな炭酸の飲み心地の良いものと言う感じじゃ。

「アルコールは控えめ」「フルーティな香り」そして、「ほのかな甘さアリ」と、日本酒はちょっと…という人や、日本酒を飲み慣れていない人でも飲みやすい酒なんじゃ。特に日本では、若い女性からの人気を集めておるようで、人気の品のようじゃ。そしてこの「澪」が最も活躍するのが、このホリデーシーズンっちゅうわけ。まさに今、注目のジャンルとなっておる、乾杯の酒じゃ。

 そんな「澪 」に新商品の噂が！？ 　

先日、日本のテレビを観ておったら、そんな「澪 」に新商品発売のニュースが！ なんじゃと？ と思い、早速、米国宝酒造の淑子ちゃんに連絡してみたぞ。淑子ちゃんから第一声が、「ちょうどサンプルが来ましたよー！ じじぃ、飲みに来ます？」とお誘いの声。もちろん、「行きまーす！」の一声で、サンクスギビング前の忙しい時期にお邪魔してきた。

地元・バークレーにある同社テイスティングルームに向かうと、ソムリエの免許も持っておる清水マネージャーが、「待ってましたよー」とばかりにお出迎え。

 米国宝酒造のテイスティングルーム

1983年から地元の水と米にこだわった酒造りに挑戦し続けている米国宝酒造。バークレーにある本社では、工場の広々とした空間に水・風・木・土を融合させたイメージのテースティングルームとミュージアムが併設されているおるんじゃ。知っての通り、コロナ禍の前は、年間1万人以上の来場者があった地元にも人気のスポットなんじゃぞ。現在は、木曜、金曜と日曜の週に3日、予約制でオープンしておる。じじぃのおすすめのスポットじゃ！

 気になる「澪 」CRISPのお味は 　

さてさて、このCRISPの味はというと、一言でいうなら「爽やか系」じゃな。「BRUT（ブリュット）」（辛口）とまではいかないまでも、泡の酸が強い感じで爽やか！ 普通の「澪」と飲み比べたら一目瞭然じゃが、甘さはそこまでなく、日本酒っぽさは少ないかもしれんのぉ。おうおう、でもほのかな香りはフワッと感じたぞぃ。多分、お寿司をいただく前の乾杯などにピッタリじゃないかのぉ。もちろん、こちらもアルコール分は5％と抑えめで、とても飲みやすく仕上がっておったわ。

あとはじゃのぉ、これら「澪」シリーズは、糖類や酸味料なども不使用なんじゃとか。女性にも大人気なはずじゃよ。

 澪で乾杯しよう！！ 　

とまあ、ここまで新商品の説明をしてきたのじゃが、この「澪 CRISP」の発売は、来年まで待たなければいけないそうじゃ。清水ちゃんも言っておったが、このホリデー戦線に向けて、ぜひとも欲しい一本となったはずじゃけど、これは年明けまで待つしかないのぉ。皆の衆、それまでの間、特にじゃぞ、クリスマスや大晦日、正月には、レギュラーの「澪」の方で「かんぱ〜い！」とぜひ、してくれぃ。アメリカ人からもとても好評だし、パーティにも持っていって、じゃんじゃん「JAPAN」をアピールしてほしいぞぃ。

皆の衆。わかったか？ 　他にも宝酒さんでは、フレーバー酒、にごり酒など、数多くのSAKEを提供しておるから、皆の衆も要チェックしてくれい。

米国宝酒造
【住所】 708 Addison St., Berkeley, CA 94710 　
【電話】510-540-8250
 【ウェブサイト】www.takarasake.com
【テイスティングルーム予約】www.takarasake.com/visit-us/sake-tasting-room
【テイスティングルームオープン日】
毎週木、金、日曜日（要予約）*12/29-31は休業