【医療】口腔内管理の重要性

2024.07.17

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【医療】口腔内管理の重要性

虫歯や歯周病などの問題を避ける一番の方法は、きちんとした口腔内管理です。痛みや問題が出てからの治療となると、どうしても大掛かりな問題になりがちです。きちんとした口腔内管理ができれば様々な問題を避けることが可能だと思います。

毎日の歯磨き、フロス　

小さい頃から毎日歯磨きをしましょうと習ってきたと思います。歯磨きはもちろんとても大切ですが、それと同じくらい大切なのがフロスです。たくさん磨いても歯と歯の間の虫歯は歯磨きだけでは予防できません。フロスできちんと歯垢や歯石を取り除くことを毎日続けると虫歯や歯周病の予防になります。

定期的検診　

毎日歯磨きやフロスをしていても虫歯にることがあります。どれだけ綺麗に手入れをしているつもりでも、見逃してしまう部分があるからです。定期的に検診をして全歯を網羅して正しく磨けているかを確認してもらいましょう。気になる部分は、どんな些細なことでも、もう回復したと思える部分であっても、全てを定期検診の際に相談内容に入れることをお勧めします。

予防治療　

私が思う重要な予防治療にはフッ素塗布、シーラント、歯科矯正があります。フッ素塗布は歯自体を強化し、虫歯になりにくい歯にしてくれるのでとても効果的です。シーラントは主に6歳臼歯の噛み合わせ面の深い溝に流し込みます。これらの歯はとても虫歯になりやすく、大人になってから大きな治療が必要になることの多い歯として知られていますので、生えてきた時に早めにシーラントを充填し虫歯になりにくい歯にすることで、良い状態を保つことが可能です。そして最後は歯科矯正ですが、見た目の変化よりも最適な噛み合わせになることがより重要なポイントです。噛み合わせが良くなることで顎関節症などにもなりにくく、もちろん虫歯や歯周病にもなりにくくなるという利点がたくさんあります。

なぜここまで口腔内管理の重要性があるのか？　

インプラント治療や虫歯治療などは近年の進歩に伴い、経年劣化の低い、成功率の高い信頼できる治療となりました。昔のように虫歯治療後に治療材質の寿命が理由で同じ歯を何度も治療しなおす事は少なくなりました。そこで重要になるのが口腔内管理です。虫歯や歯周病になりにくい歯並びや毎日のケアをする事で、簡単に自分の歯を良い状態に保つことが可能です。