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【保険】対人対物の補償 自動車保険加入の大切さ

2023.07.19

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苦労して築いた財産を、たった一つの出来事で失ってしまう可能性があります。それは何でしょうか?「自動車事故で加害者になったとき」です。皆さんは現在ご加入の自動車保険の補償がいくらか把握されていますか?  事故の被害者や被害者の家族は、かかった医療費や今後の医療費、車やバイクなど壊された物品の補償を請求するのはもちろん、次のようなものも請求対象となります。  

「事故後に失った給与」「将来もらえるべきだった給与」「今痛い思いをし、今後も続く肉体的苦痛や精神的苦痛」「今後楽しめるはずのことが事故によりできなくなること」への賠償や葬儀費用など。  

米道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration)のデータによると、2020年に警察へ報告された事故が約525万1000件。小さなものも合わせると、毎日数えきれないほどの事故が起こっています。カリフォルニア州で2020‐2021年に和解された事故例をご紹介します。

・51歳の女性が、車線変更した車に追突される。頭の怪我、胸部骨折、手首を骨折する。仕事に戻ることはできたが、リハビリが続いている。和解金125万ドル。

 ・バイク者が横から追突される。肋骨、膝、足、方、腰、踵などを骨折。血液が足りなくなったために起こった肉体的な後遺症などが多々残り、精神的苦痛も続いている。和解金350万ドル。  

加害者になってしまった際にリスクにさらされる資産は、お金(銀行にある貯蓄)、持ち家、その他の個人の持ち物(宝石、電化製品、家具など)に加え、今後もらえる給与も対象になってしまいます。保険会社は、加入されている賠償補償金額までは専属の弁護士をたてて交渉を行いますが、それ以上の責任は負いません。もし、賠償額の要求が皆さまの保険の賠償補償額以上の場合は、ご自身で弁護士を雇わなければならないので、弁護士費用もご自身の負担になります。そうなることはできるだけ避けたいですね。  

十分な内容の保険に加入することに加え、保険を継続することが大変重要です。現在カリフォルニア州の保険業界全体がマイナス運営を続けている状況で、各社がルールを厳格化しています。個人自動車保険は、カリフォルニア市場から撤退した会社もあり、保険料の値上げは致し方なく、US免許がないと加入できない、Good Driverでないと加入できないなど、さまざまな厳しい条件を設けています。未払いで保険が解約されると、即日加入できる会社が限られます。“請求書が来なかったので支払わなかった”という理由は通りませんので、保険料の支払いには十分注意を払ってください。  

十分気を付けていたつもりでも、自動車事故を起こしてしまう可能性はゼロではありません。大事な資産を守るために、今一度ご自身の保険をよく見直し、必要であれば信頼できる保険のエージェントにご相談ください。



408-320-4351

ベイエリアで保険エージェント歴15年以上の経験を生かし、日本語でわかりやすく親切丁寧な対応で評判が高い。個人向けの各種保険、企業向け各種保険など顧客のニーズ にあった保険会社、保険プランを提供している。

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