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季節や料理に合わせ、いろいろな楽しみ方を

2024.09.18

配信

季節や料理に合わせ、いろいろな楽しみ方を  -有限会社 新藤酒造店(山形県米沢市) -


日米での 人気銘柄は同じに


新藤酒造店は、吾妻山系の大自然の恵み豊かな山形県米沢市に蔵を構え、私はその10代目となります。弊社がアメリカに輸出を始めた15年以上前、日米での人気銘柄にはだいぶ違いがありました。現在は日本で売れている銘柄がリアルタイムでアメリカでも売れています。しかし、いまだに間違った情報、認知が浸透している場面も見受けられます。例えば、木枡にグラスを入れて提供する際に、何回も再利用されひしゃげてしまい、すき間が空いた部分から酒が漏れ、黒ずんだ枡を何回も使用しているなどということもあり、アメリカ国内ではまだそうした情報の収集も難しいのではないかと思います。

なお、木枡の中にグラスを入れて酒をこぼすサービスの仕方は、風味にクセが付き劣化したり、こぼれた酒が汚らしく見えるので、今の日本の居酒屋や和食店においては、日本酒専用のグラスで提供する店が大多数なんです。

 いまおすすめの日本酒  


数年前から輸出を始めた「別誂(べつあつらえ)・雅山流(がさんりゅう)」シリーズがおすすめです。日本の四季をイメージし、各季節に1種類、その時期に飲んでいただきたい日本酒をお届けしています。春は桜、夏は朝顔、秋は紅葉、冬は雪の結晶がプリントされた瓶に、それぞれの季節に合わせた味わいの日本酒です。ペアリングとしても旬の食べ物や料理と相性が良いので、日本酒とともに日本の四季を味わっていただきたいです。

 いろいろな楽しみ方で  


日本酒はラベルだけでは中身の味が全く想像できません。味見した時のコメントを一言添えるとお客さまも安心してオーダーできると思います。日本酒はグラスや温度帯で味わいや香りの広がり方が異なります。家で飲むならば、さらに気軽にいろいろな飲み方を試してみることができます。例えば、最初は冷凍庫に寝かせておいたキンキンに冷えた温度帯で飲んでみる。次に冷蔵庫での温度帯、最後は常温で、といったように。一つの商品でいろいろな楽しみ方ができるのが日本酒の魅力です。その部分を広げてみても面白いと思います。



有限会社 新藤酒造店(山形県米沢市)
代表取締役社長 新藤 雅信さん

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