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KOTA流トレーニング - 立林 宏太 -

2023.12.13

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Vol.15 筋トレ「最初に知りたかった」ベスト3

 こんにちは! 早いもので、今年も残すところあと一月となりました。自分にとっては、アメリカに来て10年という節目の年でした。感謝祭の存在を知らず、ホームステイ先でやたらと豪華な晩御飯が出てきて、渡米を盛大に祝ってもらっていると勘違いしたのを今でも鮮明に覚えています。今回は、自分の筋トレ歴の中で、初めから知っていればよかった! と思うものをランキングでご紹介したいと思います。  

第3位は「トレーニングの記録を残す」です。なんとなく運動しているだけだと、どこに向かっているのか分からず、モチベーションを保つのも大変です。ワークアウトの積み重ねを記録することは、努力を形に残せるので、やる気の維持にも繋がります。自分は運動が好きだったので、がむしゃらにトレーニングを続けて成果を得ましたが、どの運動が体のキレや力強さを良くしたのか分からないことも多くありました。記録を残すことで「あの頃のような体に戻りたい!」と思った時、立ち戻る基準点を与えてくれます。  

第2位は「明確な目標設定」です。短距離選手とマラソン選手はどちらも「走る」ことのスペシャリストですが、ゴールとなる場所は大きく違います。同じように「痩せる」ことが目的でも、「見た目に関わらず、体重計の数値を減らす」なのか、「体重に関わらず、見た目を綺麗にするために体脂肪を減らして、筋量は増やす」なのかで、やることは大きく変わます。また、進歩の目安も体重計なのか鏡に映る姿なのか、という違いが出てきます。運動を始める前に、自分が本当に何を求めているのかを掘り下げることは、時間と労力を大きく節約してくれます。  

そして、第1位は「専門家の助けを得る」です。手前味噌のようで申し訳ないのですが、自分はクロスフィットのジムで専門のコーチから指導を受けるようになった後、体つきや体の動きが以前と比べものにならないほど良くなりました。日本の大学で筋トレし、自分なりに情報収集もしましたが、そもそも知識のない自分には正誤を見極める能力があるわけもなく、だいぶ遠回りしたと後悔しています。自分は「もう少し本格的にやりたくなったらコーチをつけよう、今はまだ素人だから専門的な助けは早い」と思っていましたが、何も知らなかった頃にこそ、知識を高めて効率良く成果を出すために、専門家の助けを得ていればよかったと思います。  

新年は新しいことを始めるには良いタイミングです。みなさんも今年を振り返り、より健康的で楽しい新年を迎えられる準備をしましょう!

  

立林 宏太(たてばやし・こうた)
神奈川県藤沢市出身。2013年、一橋大学を中退し、カリフォルニアに留学。ここで通い始めたジムで、フィットネスや栄養学で人々の生活をできることに感銘を受け、トレーナーの道へと進む。NASM(National Academy of Sports Medicine)認定パーソナルトレーナー。PN(Precision Nutrition) Level. 1 栄養コーチ。インスタグラム@nintaijuku_fitness、個人アカウントは@kota_tatebayashi
【お問い合わせ】
Email: ktatebayashi@nintaijuku.com
Tel: (408) 836-5523

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