Vol.08 怪我や体調不良、運動はしないほうがいい!?
みみなさん、こんにちは! 日増しに暑いと感じる日も増え、例年のごとく、あっという間に夏のような暑さになる日も近い気がします。
私事ですが、実は今年の初めにアキレス腱を断裂してしまいました。年末にかけて非常に厳しいトレーニングを連日行っていた中で、遊びのバスケットボールをやっている時に怪我をしました。疲労が溜まっていたのが大きな原因だったと思います。最初は少し落ち込んだものの、回復の過程は色々なことに気づかせてくれる良いチャンスとなりました。今回は怪我をしてしまったり、体が本調子でない時にどんなことを意識すればいいかについてお話しします。
まず最も大事なのは、体をできる限り動かすことです。安静にすることだけが回復に重要そうですが、実はそうでない場合が多いです。自分の場合は怪我をした次の日から上半身のみを使う運動を始めました。怪我をすることで体重が増え、異なる健康疾患につながることは珍しいことではないので、しっかりと運動量を確保することはカロリーのバランスを取るためにとても重要です。また、ある研究によると片足のみの筋トレを行なった場合でも、使っていない方の筋肉に成長が見られたというデータがあります。リハビリをスムーズに進めていくためにも、安全な可動域と強度で運動をしておくことが大事です。
2つ目に大事なのが、とにかく楽しめる仕組みを作ることです。怪我をする前の自分と比較をし始めると、できないことだらけで気持ちも落ち込んでしまいます。例えば、連続でできる腕立て伏せの回数を伸ばすのを目標にしたり、毎日必ず3分スクワットなんていうのもいいかもしれないですね。できることに目を向けて、そちらに集中することができれば日々にハリが出てきます。
できれば怪我はしたくないですが、何事にも多少のリスクはついてきますよね? 起きてしまったことは悔いても仕方がないので、今まで気にしていなかったことに目を向けるチャンスとして、今までよりパワーアップできるように有意義に時間を使いましょう。
立林 宏太(たてばやし・こうた)
神奈川県藤沢市出身。2013年、一橋大学を中退し、カリフォルニアに留学。ここで通い始めたジムで、フィットネスや栄養学で人々の生活をできることに感銘を受け、トレーナーの道へと進む。NASM(National Academy of Sports Medicine)認定パーソナルトレーナー。PN(Precision Nutrition) Level. 1 栄養コーチ。インスタグラム@nintaijuku_fitness、個人アカウントは@kota_tatebayashi
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