常夏の島からお届け！ハワイのいまと、これから Vol. 3

2021.09.03

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ハワイ・オアフ島在住の不動産ブローカー、三浦直子です。ハワイの現状や不動産に関する未来、カリフォルニアとの比較など毎月シリーズでお伝えしております。どうぞお楽しみください！

ラグジュアリーマーケットが熱いハワイです。2021年上半期、2M以上の戸建ての売上が2020年の同時期と比べてなんと3倍以上に！　リモートワークや低金利に伴い需要が急増し、在庫の少なさから毎月の最高値更新が数カ月続いています。

停滞していたコンドミニアムも動いてきました。では、このようなマーケットにおいてどのように物件を獲得するのか？
①　とにもかくにもマーケットをよく見ておく。気に入ったエリアやコントミニアムが決まっているなら、物件が出たらすぐに知らせてもらうようエージェントに頼んでおくこと。

②　ターゲットに合わせて直接売主を探すこともできるので、エージェントにご相談を。

③　複数のオファーから売主さんに選んでもらうためにはもちろんキャッシュオファーが良いのですが、誰もができることではないですよね。どれだけ自分が問題なくローンを借りられるかをアピールすることも大事。ローンオフィサーに書類を出してマックスでいくら借りられるかを把握した上で、 Pre-Approval Letter（仮ローン承認証明書）を準備しておく。また、ハワイでは頭金の現金証明も提出する方が良いのでご準備を。

④　オファーが複数の場合、公平のために他のオファー金額を言わないというセオリーがあります。しかし、そこを何とか近い数字を探るのがエージェントの腕の見せ所。売主のタイプや何が一番欲しいのかなど、できるだけ情報をもらいオファー価格を決めましょう。

⑤　買主プロファイルも意外と売主に効果的。価格はちょっと負けているのに、この人に売りたいから、とまとまった例もあります。

　家探しも、備えあって憂いなしです。それにしても、もうちょっと在庫が増えてくれないかな？　と思う今日この頃ですわ。