毎日を健やかに過ごすため、 皆さんがどんなことに気をつけて毎日実践しているのか、 健康賢者にその秘訣を聞きました。

Q:普段からしている運動は？

特別なことをしているわけではありませんが、毎日の犬の散歩、週末の自宅の芝刈りと農作業、家屋修復メンテナンス、愛車の整備に時間を使っており、これらが自身にとって良い運動になっていると思います。オフィスから70マイル離れた田舎の山奥に引っ越してきて、必然的に付いてきたものが、最も体を動かす自身の運動となっています。 　

学生時代は体育会系運動部にいたせいか、不必要な運動や筋力を付けたくない、意味のない運動は時間をかけてやるものではないと思っています。無理をしないことを考えれば、生活の中で動く事が一番の運動だと思います。といっても、週末の芝刈りは1時間以上、農作業も結構な重労働ではあります。必要な運動はしっかりと毎日の事としてやり続けること、それも年齢とともに考えていくことを目標としています。 　 　　

Q:食生活で気をつけていること

美味しいものしか食べない、まずいと思うものは食べないことに気を付けています。それは味という意味だけでなく、何がまずいのかという知識をしっかりと持つようにしています。といっても、オーガニックも食べますが、農薬ガンガンのものも食べます。自炊もしますが、外食もしますし、カップラーメンも食べます。いずれにせよ、体に良い悪い関係なく、満足するものを食べようと思っています。体に悪いと言われるものって美味しいんですよね。そればかりは良くないので、体に良いと言われるものも必ず食べる事を心がけています。 　

また、断食を一度やってみたいと思っています。今のところ美味しいものを満足に食べているので、断食する勇気はないのですが、自身の体にどのような変化が起こるのかについて興味があります。 　

Q:精神的にも健やかであるために

決して“頑張らない”ことを心がけています。普段から無理をしないよう、何事も普通にやることができれば、頑張ることは全く必要でないと思います。“侘び・寂び”と申しますが、日常の普通の事が最も美しく、それはまさしく生きる事だと理解しています。年齢にはそれ相応の美しさがあり、逆らうことなくその美を追求し、川の流れのように慎ましく、質素に生きてゆければ、最高の人生だと思っています。日々の日常の普通のことを普通にする、それがしっかりと生きることだと思っているからです。 　

Q:おすすめしたい健康メソッド

風邪を引いた時や、無理をしてしんどい時はやっぱり“ユンケル”ですね。そんな場面を作る生活をしてはならないと思いますが、いざというときはやっぱり“ユンケル”です。そういう時のために、製薬会社は日々医療向上に精進しております。

高野 慎也（たかの　しんや）さん
（佐藤製薬米国法人 ゼネラルマネージャー）
農学研究科醸造学専攻修士課程修了。レーシック治験業務のため2005年渡米、半年後まさかの解雇、ベイスポの酒蔵特集を見て奮起しアメリカで酒造りに10年間従事、Master Degreeを持ちスペイン語で日本酒を作る杜氏として脚光を浴びる。紆余曲折を経て製薬業界に返り咲き、日々アメリカ医療向上のために精進する。農作業と芝刈り、家屋修理DIY、峠ドライブなどの趣味から、人里離れた湖のある山奥に住む。