コロナ禍により、以前にも増して健康意識の高まりを感じるベイエリア。 毎日を健やかに過ごすために皆さんがどんなことに気をつけて日々実践しているのか、 健康賢者に聞きました！

普段から運動をされていますか？ どのような運動をされていますか？

ロッククライミングを週に2、3回、1回につき2〜3時間程度やっています。その他、同じく週に2、3回、ジョギングやバイク等の有酸素運動、もしくは筋トレを30分〜1時間程度やっています。

運動について、気をつけている ことがあれば教えてください。

常に体と相談しながら、追い込むところ、引くべきところに気をつけるようにしています。また、体の状態と運動内容を記録するか覚えておくのもおすすめです。どれくらいの負荷で何回、何セットできたのか、それに比べて以前はどうだったか、数字で覚えておくと変化も見やすいです。セット数や重量に一喜一憂するのではなく、その時々の身体のコンディションによって、運動内容や運動量、負荷の量を適切に調整できるようになります。

運動を始めたきっかけは？

子供の頃からしているので分かりません。ただ、年々動機は変わっているように感じます。昔はただ楽しむだけ、そして競技で勝つことを目的としていましたが、今はもう少し健康面に寄っていると思います。

食生活で気をつけていることは？

炭水化物、タンパク質、脂質等の栄養素をバランス良く取ることです。炭水化物、脂肪を抜いてみたり、またファスティングをしてみたりなど、いろいろ手を出してみた結果、結局バランス良く食べるのが身体の調子という観点では自分に合っていると感じました。けっこう同じ物ばかり食べる傾向があるので、もう少しバラエティーを持たせたいです。

ご自身がやっていて、おすすめしたい 健康メソッドがあれば教えてください。

食　セルフケアです。僕は常にどこかしら自分でマッサージしているか伸ばしてるかしています。そうすると血行も良くなって、肩凝りや腰痛などの日常的な身体の不調は和らいでいきます。運動なら、スクワットをおすすめします。特にお年寄りの方は加齢により足腰が弱くなり、ちょっとした段差で転んでしまうこともあります。そうなると骨折などのリスクが高まり、寝たきりの状態が続き、更に筋力が低下するという悪循環にもつながっていきます。若い世代の方も将来のためにぜひ足腰を今のうちから鍛えておいてほしいですね。足が太くなるのが嫌という意見もよく聞きますが、心配しなくてもそこまで太くはなりません。 　

健康維持に重要な三つの要素は休養、栄養、運動です。普段はあまり意識していないかもしれませんが、生活をこの三つの要素を絡めて見直してみてはいかがでしょうか。三つ全て完璧にとは思わず、気楽に、今日は少し早めに寝て体を休めよう、間食で食べていたお菓子をフルーツにしてみよう、エレベーターではなく階段を使おう、くらいの気持ちで試してみてください。たとえ小さな変化であったとしても継続していけば必ずいい方向へと向かっていきます。 　

最後になりますが、健康メソッドとして、もちろんカイロプラクティックもおすすめですよ。

福田 翔太郎（ふくだ しょうたろう）さん （カイロプラクター）
2005年に渡米。陸上やさまざまなスポーツを通じて人の体やスポーツパフォーマンス向上に興味を持ち、Exercise Sceinceを専攻後、カイロプラクティックを学ぶ。カイロプラクティックの大学卒業後、サンノゼのクリニックで4年間勤務。2017年、コロラド州デンバーで開業。2022年9月、サンノゼに戻りカイロプラクティックのクリニックを開業。