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歯へのダメージを防ぐ  嚙み合わせの大切さ

2023.02.01

配信

杉村歯科



サンフランシスコ市とサニーベール市の2か所にクリニックを構える杉村歯科。コンピューターを使った最新設備を完備し、杉村先生による一般の歯科治療やインプラントはもちろん、レーザーホワイトニングやベニヤなどの審美歯科治療全般も行っている。

意外と知らない嚙み合わせの 大切さ


杉村先生は咬合(噛み合わせ)の治療経験が豊富で、口を閉じた時に上下の歯が正しく整列しておらず適切に噛み合わない「不正咬合」の治療も行っています。「上下の歯が触れ合う時間は主に食事をしている時だけで、1日に5分程度。なので多くの人には不正咬合の治療の必要はありません」と杉村先生。しかし不正咬合があり、歯ぎしりなどの癖がある人には大きな問題が発生する場合があります。特に夜の就寝時、または1日に3~4時間歯ぎしりをする人は歯に過度の圧力をかけているため、クラウン(歯の被せ物)や詰め物が壊れ、歯が折れてしまうことも。「歯が折れた場合の治療法は抜歯しかありません。迅速に治療しないと症状が急速に悪化するので、抜歯した後にはインプラント治療を強くお勧めします」と杉村先生。

 咬合ガードで歯へのダメージを防ぐ  


杉村先生は不正咬合を治療するために3つの治療を行っています。1つ目は最も良く使われる方法の1つで、患者専用の「咬合ガード」を使用した治療。「ナイトガード」とも呼ばれ、夜間の就寝時に装着して、睡眠中の歯ぎしりや食いしばりによる更なる歯のダメージを防止します。杉村先生は咬合機材を使用し、患者さんの咬合が咬合ガードできちんと矯正されていることを常に確認しています。2つ目は歯列矯正、または透明のマウスピース型歯科矯正装置「インビザライン」による治療で、小さな不正咬合を修正。全ての歯を一斉に噛み合わせることで、不正咬合を解消していきます。この治療法では、一度不正咬合を解消すれば咬合ガードは不要で、インビザラインを引き続き装着するだけで良いそうです。



 咬筋へのボトックス注射も  


3つ目は夜間に咬合ガードやインビザラインを装着しても歯が折れてしまう患者さんへの「ボトックス注射」。歯ぎしりや食いしばりの原因となる「筋肉の麻痺」を抑制する注射で、噛む時に使う咬筋と呼ばれる筋肉をゆるめることで、歯ぎしりや強い食いしばりを改善します。「筋肉の収縮(食いしばり)をほんの少しでも抑制できれば、歯ぎしりの習慣を断ち切る助けとなります」と杉村先生。杉村医師は過去5年間にわたり患者にボトックス注射を投与しており、これまでも良好な結果を得ているそうです。

 杉村歯科に新たな戦力  


杉村歯科に新しくステイシー・タニグチ先生が加わりました。タニグチ先生はカリフォルニア出身で、カリフォルニア大学(UC)デービス校で神経生物学、生理学、行動学の学士号を取得後、UCSF大学病院の眼科でレジデント・コーディネーターとして勤務。更にサンフランシスコ市のパシフィック大学の研究機関であるアーサー・A・ジュゴニ歯科大学で歯科医の博士号を取得しました。タニグチ先生は患者ケアに卓越しており、時間をかけて患者と接することを心掛けています。  



「いざやってみるまで結果がはっきりと見えない事が多い歯科治療ですが、最新の治療技術や経験を活かし、患者さんに喜んで頂けるよう日々精進しています。『患者さんが納得した上で、満足のいく治療を受けて頂くこと』を今後も大切にしていきたいと思います」と杉村先生から暖かいメッセージも!

杉村歯科
【サンフランシスコクリニック】
 2001 Union St., #240 San Francisco, CA 94123
【電話】415-447–6868(日本語対応)
【サニーベールクリニック】
500 E. Remington Dr., Suite 19 Sunnyvale, CA 94087   
【電話】 408-749-9598
【Eメール】info@pacificdentalsf.com
【ウェブサイト】 www.pacificdentalsf.com

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