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体調を崩しがちな冬 頼れる栄養ドリンク

2022.12.07

配信

佐藤製薬

日本では栄養ドリンクとして知られている「ユンケル」は、アメリカでも1980年代から販売され、最近も新商品が登場しています。ユンケルシリーズを製造販売している佐藤製薬の高野さんに、アメリカでの展開について聞きました。    



アメリカ版は日本版と違う


冬は外の気温と暖房が効いた屋内の温度差が大きく、体調を崩しがちです。そんなとき、日本でも飲んでいた「ユンケル」を、日系食料品店で購入してアメリカでも飲んでいるという人もいるのではないでしょうか。日本人にとってはおなじみのこの栄養ドリンクは、アメリカでは1980年代から販売されているそうです。さらに今年、新商品「Yunker NSF」がラインナップに加わり、ドリンク、ゼリー、顆粒タイプも合わせて全部で7種類になりました。  




ユンケルシリーズを製造販売している米国佐藤製薬のゼネラルマネジャー、高野さんは、「Yunker NSF」について、「いわゆるドーピング禁止物質を含まないユンケルです」と解説してくれました。アメリカ版ユンケルは、FDA(食品医薬品局)の基準に沿って製造・販売しているため、日本版のユンケルとは成分、含有量も異なっています。商品は日本で製造していますが、専用ラインで作られているそうです。  ドリンクタイプには、「Yunker Health & Energy」「Yunker Super Royal」、ビタミンや生薬を多く含む「Yunker Super Grand」、そして「Yunker NSF」、さらに缶入り炭酸飲料の「Sparkling Yunker」があります。さらにコエンザイムQ10を含んだゼリータイプ「Yunker Q10 Jelly」、ビタミンEとCを含有した顆粒タイプ「Yunker EC」もあります。バラエティーが豊かなのは、「アメリカでも安心して飲めるように」という配慮なのだとか。

高野さんは「ユンケルの味や消費者の皆さんが求めている、『疲れた時や風邪のひきはじめの栄養補給など』の製品像は日本と同一にしています」と言います。

「ちょうど良い含有量」がポイント


同様の商品でも、アメリカ人の平均データをもとに作られているFDAの基準に従っているため、日本人にとっては成分の含有量が多すぎて、効き過ぎてしまうということもあります。そうした背景をふまえて、アメリカにいる日本人を含むアジア人、アジア系アメリカ人、また日本の医薬品を求めている人に製品を提供しようと考えたのがアメリカ進出のきっかけだったそうです。「日本製品ならではの、(日本人にとっての)ちょうど良い含有量にしたり、特徴のある製品を多く販売しています」と開発の工夫についても話してくれました。


製薬会社が製造する化粧品




佐藤製薬は、他にもさまざまな商品をアメリカで販売しています。化粧品ブランドである「Excellula」(エクセルーラ)の商品には基礎化粧品のほか、洗顔フォームと保湿パックがあります。アジア諸国でも販売していることもあって、アメリカ国内ではアジア系マーケットを中心に展開しているそう。「製薬会社が製造する化粧品ということで、品質基準は薬と同等であること、特に敏感肌の人に向けた、純度の高い成分配合製品です」と高野さん。  

高野さんは、「セルフメディケーションを念頭に皆さんのニーズに合った製品の開発製造販売を行っています」と話してくれました。

佐藤製薬
【住所】3625 Del Amo Blvd. Suite 228    
    Torrance, CA 90503
【電話】310-787-1877
【ウェブサイト】www.sato-pharmaceutical.com/us/usa
        Excellulaのインスタグラムは@excellula_sato

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