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日本語で相談できる安心 コロナ禍での対策も継続

2022.11.23

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日本ベイクリニック

サンマテオの日本ベイクリニックは、家庭医の紀平昌保院長と小児科の矢野文子先生、柏雪子先生の日本人ドクターたちが、幅広い年齢層の患者を診察している。日本の労働安全衛生法に基づいた定期検診や人間ドックも実施している他、海外旅行者保険にも対応している。  



来院、遠隔診察を併用


「まだコロナ禍は終わっていません」と紀平院長。「医院内でのマスク着用をお願いしていますし、コロナ禍以降と同じ体制での診療を続けています」。同院では、コロナ禍が始まってから取り入れたオンライン診察「テレメディシン(遠隔医療)」を、現在も継続しています。そのため、来院とオンライン両方を前提とした診察体制をとっています。例えば採血が必要な場合、先に自宅近くの医療機関で採血をしたり、採血のためにだけ来院して、結果が出たらオンライン診察、といった具合に柔軟に対応をしています。「テレメディシンは、診察の一手段という位置付けですが、患者さん、当院にとっても有益な点が多く、継続しています」とのことです。

信頼できる家庭医を探す




日本では診療科を自分で選択し受診しますが、アメリカではまず家庭医(ホームドクター/プライマリードクター)に診察してもらうのが一般的(保険のタイプや医師、医院にもよる)。風邪をひいたり、軽いけが、アレルギーや妊娠検査まで、体の不調や不安に関しては家庭医に相談します。家庭医は疾患、異常の有無を判断し、病態によって専門医を紹介します。家庭医は「薬を処方すれば大丈夫なのか。専門医の処置が必要かを判断する役割を担っています」と紀平先生。また、アメリカでの受診は緊急病院、緊急診療以外は、予約制が主で予約が必須です。同院は予約、受付を日本語対応しているだけでなく、調整できる場合は当日予約も可能とのこと。「不調を感じたとき。また『受診した方がいいのかな』と不安に思っているときも、心配をなくすためにも診察に来てください」と先生は話してくれました。




 健康診断や日本の保険に対応


同院はレントゲンや超音波、聴力検査などの設備を備えていて、院内で胃バリウム検査を含む日本の労働安全衛生法に則った定期検診や人間ドックが受診可能です。日本の厚生労働省が定める検査項目は、種類が多く、中には受けられても高額になるものがあります。そのため同院には他州から検査を受けるために訪れる人もいるとのこと。検査の種類や料金はウェブサイトにて確認することができます。また海外旅行保険や日本の社会保険、医療保険の診断書作成、アメリカから日本の学校、企業に入学、入社する際に必要な健康診断関連の日本語規定書類などについて、日本語で相談できるのは、とても心強いことです。  



予防接種の必要性


「新型コロナウイルス以外でも予防接種は重要です」と紀平先生。インフルエンザの他、全年齢対象の「百日ぜき」や50代以降の人が対象の「帯状疱疹」などの接種を推奨しているそう。


日本ベイクリニック
【住所】40 North San Mateo Dr.  
    San Mateo, CA 94401
【電話】650-558-0337
【ウェブサイト】www.nihon-bayclinic.com

40 North San Mateo Dr., San Mateo, CA 94401

http://www.nihon-bayclinic.com/

650-558-0377

家庭医の紀平昌保院長、小児科医の矢野先生と柏先生の3人の日本人ドクターが幅広い年齢層の患者の診療にあたる。日本の労働安全衛生法に基づいた定期健診・人間ドックを実施、海外旅行者保険に対応するなど日本人の安心を担うクリニックとして名高い。

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