総合的医療サービスをコンセプト医師が手がけるアンチエイジング

2023.05.03

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総合的な医療サービスをコンセプトに医師が手がけるアンチエイジング

こばやしクリニックのコンセプト　

小林先生は北海道大学の博士課程を終了後、同大学病院で10年ほど内科の臨床に携わったのち、1995年に渡米（オハイオ州）して基礎研究活動の後にレジデントを終了。その後ベイエリアに移り、一般内科医として従事。2006年にマウンテンビュー・エルカミノ病院の外来棟内で「こばやしクリニック」を開業しました。2009年にはサンフランシスコ・ユニオンスクエアのそばにクリニック分院を開設。現在は、カリフォルニア、オハイオ、ハワイ、ニューヨーク、テキサス、ケンタッキーの全米6州の医師免許を所有するマルチドクターで、3つの柱からなる総合的な医療サービスを提供しています。第1の柱は一般診療（オンライン診療）、第2の柱は予防医学としてアメリカでは珍しい日本式の人間ドック、第3の柱はアンチエイジングケアです。

オンライン診療で州外からでも受診可能　

パンデミックから3年が経過した今でも「院内感染」させないことに細心の注意を払っている同院では、一般医療に関しては100%オンライン診療で対応しているのだそう。オンライン診療では診断や処方箋の対応を行い、急を要する患者さんはEmergencyやUrgent Careに診てもらうようにアドバイスしている。また、海外旅行保険も取り扱い、多くの保険会社とキャッシュレス特別提携病院として契約を結んでいるので、海外旅行者は日本語で安心してオンライン診察を受けることが可能です。

スムーズな日本式人間ドックで予防医療　

人間ドックという仕組みがないアメリカの医療体制の中で、日本人特有のなりやすい病気などを十分に考慮しながら診察と検査を行う日本式の人間ドックを提供する同院では、アメリカの医療保険制度にとらわれることなく、質の高いトータルな健康診断をスムーズに2時間程度で受けることができるのだそう。また経鼻胃カメラも取り入れているので、咽頭反射（のどに内視鏡が触れる時に生じる「おえー」という反射）が起きにくいため、胃カメラ検査の苦痛が少ないと好評を得ていると、小林先生はにっこり。人間ドックを受ける人はコロナ抗原検査の陰性を確認してから行い、胃カメラの検査を受ける人は同院内にて10分で結果が出るPCR検査を受けてから行う徹底した感染対策がされていました。

PRP療法によるアンチエイジング　

人類の寿命が伸びる中「美しく歳を重ねたい」と願う、永遠のテーマであるアンチエイジングに挑む同院。IPLによるシミ取り、ボトックスやヒアルロン酸によるシワ取り、ボリューマやマトリックスによるタルミ取りなど、外側から身体を磨く施術を数多く手掛けるだけでなく、内科医として知識と経験を最大限に活用して、身体の内側から若返りを図る超高濃度ビタミンC点滴や血液クレンジングなどの治療も積極的に取り入れています。中でも注目なのが自分の細胞の再生能力を利用するPRP（自己多血小板血漿）療法で、傷が塞がり元通りに修復する血小板の働きを利用したアンチエイジング法で、自分の血液から専用の分離器で取り出した血小板を多く含んだ血漿を患部に注入。血小板から再生増殖因子が分泌され、コラーゲンやヒアルロン酸が増加してお肌の若返りを促すメカニズムで、日本では「若返りの注射」と呼ばれる人気の美容療法です。最大のメリットは自分の身体の組織（血液）を用いて組織の修復を促す治療なので、アレルギー症状などの拒絶反応などを引き起こしにくく、副作用がほとんどないことなのだそう。小林先生は患者さん一人ひとりのゴールに近づける施術を医師の知識と技術で提供しています。