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セラピーまたはカウンセリングを受けるきっかけ -寺尾先生

2022.09.02

配信

セラピーまたはカウンセリングを受けるきっかけ

 人々が心理セラピー、またはカウンセリングを求める時の理由でよくあるものは何でしょうか。私のプラクティスを訪れてくださる方で一番多い悩みは、1)人間関係の問題、2)気持ちの落ち込み、3)不安感です。自分の昔の家族関係を振り返って今の自分を見つめたいという方が多いのですが、今訪れてくれる直接の原因は、今現在の悩みということがほとんどです。

 人間関係の問題でよくあるのは、家族内関係、夫婦間関係、またはパートナーとの関係。または、友達といても疎外感を感じる、漠然とした寂しさがある、人間関係の中での自信がない、という方も多いです。

 二番目の気持ちの落ち込みですが、いろいろな種類があります。がっかりすることや悲しいこと(仕事を失ったり、離別など)が起きると気持ちが落ち込むのは仕方ありません。また、愛する人を失う喪失体験の後に悲しくなるのも当たり前のことです。このようなイベントがない時にも、継続して気持ちが落ち込むと、その気分を「うつ」と呼ばれます。「うつ」の程度や継続期間によって、病名がついたりつかなかったり、病名が変わったりします。「うつ」であっても、一時的に理由がある悲しみにしても、そのことについてじっくり話し、それに対する自分の反応や理由付けを探求することで乗り越えられることもよくあります。

 三番目の不安感ですが、特に生活が忙しくて他人との競争も激しいベイエリアでは、ほとんどの方が経験しているといってよいでしょう。不安感やうつには、それぞれ役割があり、なんらかの役にたっていることがほとんどです。しかし、それによって生活に支障が出てくると不便ですから、そんな場合はなんとかしたいものです。

 わたしたち人間は、それぞれの過去を経て今の生活があります。その方にしかない経験や反応、遺伝子や考え方のパターンがありますから、みなさんは自身についての一番のエキスパートです。自分の経験をじっくりと探求し、考える場を得ること。そして、心のプロからアドバイスを受け、考えや気持ちを向上するツールを手に入れることで、今までより生きやすい人生を手に入れるきっかけをつかめることがよくあります。。

寺尾明希子(てらおあきこ)LCSW, PPSC, MA
カリフォルニア州公認心理セラピスト。臨床ソーシャルワーカーの資格保持。静岡県出身。サンフランシスコ州立大学で心理学を学んだ後、同校大学院で心理学と社会福祉保健学の二つの修士号を取得。うつ・不安・依存症・人間関係の問題など、家族機能不全から発生するさまざまな症状を専門とする。ベイエリアを拠点とし、オンラインでも心理カウンセリング、家族療法、コンサルテーションも行う。団体向けにトレーニングも提供中。

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