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アメリカでの医者のかかり方-紀平先生

2021.12.30

配信

アメリカでの医者のかかり方 -紀平先生

①かかりつけの医者-家庭医を決める。 

②予約をする。

③家庭医で診断、治療できなければ、専門医の紹介を受ける。

 

上記、①〜③は私が過去18年間、この地で開業してからくどいぐらいに書いてきました。当院も毎日、日本から来たばかりの方々の来院で込み合っています。こんなご時世でも、このあたりのアメリカと日本との関係は密であることを実感させられます。

①何か健康上の問題が起こった時、また職場、学校で健康に関する証明書が必要な時など、医療面でのサポートをするのが家庭医です。まずかかりつけの医者-家庭医(ホームドクター・プライマリードクター・PCP)を決め、かかることです。

最近では、厚労省による「COVID-19 に関する検査証明」という書類に関する質問、記入要請が連日何件かあります。出国前の72時間以内の新型コロナの陰性証明で、これがないと日本入国ができません。どんな検査でもこの証明が書けるというわけでもないのです。この書類を発行するのも家庭医の仕事です。

多くの疾患はたいてい家庭医が診て、診断治療できます。日本では例えば耳や鼻の病気といえばすぐ耳鼻科にかかるところですが、簡単な副鼻腔炎なら家庭医が診ます。中耳炎の場合でも同様です。

②電話で予約をしましょう。アメリカでは大部分のクリニックが予約制を取っています。従っていきなりクリニックに行っても(Walk-inと呼ばれる)予約の患者の合間に空きが無い場合、診て貰えないことになります。ましてや、COVID-19 の規制下、いきなりクリニックに来られても、すぐ退去を要請することになります。最近ではオンライン診療が多くのクリニックで導入されています。その範囲で診療可能だと考えられたケースでは、有効な手段となっています。LA 地域からのオンライン受診も時々あります。

当院では、十分に3密(密閉、密集、密接)を避ける努力をしています。どうしても来院の必要な症例(緊急、採血が必要、レントゲン検査、あるいは小手術が必要、乳幼児の健診で予防接種のタイミングが外せないなど)に限って、受診して頂いています。

③紹介がいる場合は、家庭医から専門医へ紹介されるシステムになっています。多くの場合、専門医にかかるのは手術、手技が必要な例か難治例です。アメリカの専門医制度は日本に比べるとかなり専門化され、専門医の数も制限があります。逆に言えば、家庭医の「守備範囲」もかなり広いのです。

以上を理解していただければ憂いなしです。


40 North San Mateo Dr., San Mateo, CA 94401

http://www.nihon-bayclinic.com/

6505580377

家庭医の紀平昌保院長、小児科医の矢野先生と柏先生の3人の日本人ドクターが幅広い年齢層の患者の診療にあたる。日本の労働安全衛生法に基づいた定期健診・人間ドックを実施、海外旅行者保険に対応するなど日本人の安心を担うクリニックとして名高い。

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