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「毒だし」の心得-浅尾先生

2021.09.23

配信

「毒だし」の心得-浅尾先生

後進国や政情不安なアフガニスタンなどでは、食糧不足、飢餓問題が深刻である反面、先進国では飽食が引き起こす病態がはびこります。現在は新型コロナにより感染症の克服が健康上の第一課題ですが、それまでは、脳血管疾患、心疾患、それらの危険因子となる動脈硬化症、糖尿病、高血圧症、脂質異常症など生活習慣病が、先進国における一番の課題でした。そして、それら危険因子は、現在コロナ感染への脆弱さとなって人類を脅かせています。

人類はその誕生以来、長い歴史のほとんどが飢えとの戦いでした。食べ物に困らなくなったのはほんの200年くらい前からだそうです。つまりその歴史のほとんどは、食べられない飢餓状態だったのです。ですから、次はいつ食べられるかわからない、という厳しい環境を生き抜くために、わずかなカロリーを体内で脂肪分などに変えて蓄える能力を身につけて、効率よくエネルギーを使って生き残ってきたのです。

例えば、体内でエネルギーに代わりやすい炭水化物など糖質を蓄えようとする働きはたくさんあるのですが、摂り過ぎた糖分を下げる働きを持つホルモンはただ一種類インスリンだけであることからも、人体がいかに食べ過ぎを得意としないかがわかります。人間は本来、飢餓よりも食べ過ぎに弱い生き物なのです。更には、口に入れる食べ物には添加物、農薬、重金属が含まれ、環境汚染に囲まれて暮らし、体は薬漬け、というのが、先進国ほど顕著です。


体内で腐敗が進む様子を思い浮かべてみて下さい。入れるよりも出すことが先なのです。東洋医学では、体に溜まった不要なものを排出することを重要視します。腸に働く下剤、不要な水分を出す利水剤、汗として出す発表剤などが代表例で、お腹が痛い時に便が出てすっきりした、尿がすっきり出たらむくみが減った、汗をかいたら気分爽快になったと同様の原理です。


更には、人間を構成する「体」と「心」が、傷つけ合わず、助け合えるよう、心の解毒=ストレス解消の大切さは、明るいニュースに事欠く現在、何より侮れません。心身共に健康な状態を保つために、ぜひ「毒だし」をお忘れなく!



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