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怪我と病気抱えたトラ OAK市動物園到着

2024.02.23

配信

 オークランド市動物園に2月22日、怪我と病気を抱えた生後8か月のメスのトラが到着した。カリフォルニア州魚類野生生物局によるとこのトラは米国西部にある民間施設で飼育されていた際に、「与えられていた食事に含まれるカルシウムとリンの量が十分ではなく、骨が軟化した」などの理由から全身10数か所に骨折を負い、筋肉が50%萎縮し、その他病気を抱えるに至ったという。また、トラの状態について動物園は、「怪我は数か月はかかるが、完治すると見込んでいる」と、状況を慎重に見極めつつも楽観視していると述べた。同動物園のCEOであるニック・デヘイヤ氏もこの件に関して、「幼い動物が明らかな苦しみに耐えているのを見るのは辛いが、この子の未来に希望を与える役割を果たせるのであれば、それは素晴らしいことである」と述べた。

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