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学校に行きたい!-サンフランシスコ日本語補習校-

2023.04.05

配信

サンフランシスコ日本語補習校


サンフランシスコ日本語補習校は、幼稚部・小学部・中学部・高等部がある世界最大規模の補習授業校だ。サンフランシスコ市に「幼稚部・小学部(以下、幼小部)サンフランシスコ校」と「中学部・高等部(以下、中高部)サンフランシスコ校」の2校、シリコンバレーに「幼小部サンノゼ校」、「中高部サンノゼ校」の2校の合計4校をベイエリアに構え、1300人を超える子どもたちが通っている。  

同校が教育団体として公認、登録されたのは1969年。「日本に帰国するための学習支援」という理念のもとに設立された。そこから50年以上、当時と同じ理念を引き継ぎ、将来子どもたちが日本に帰国しても、円滑に日本の文化や教育制度に溶け込むことができるように、日本語で日本の公教育に準じた教育の機会を与えることを原点と考えている。  

コロナ禍の2020年、同校は世界に先駆けてオンライン授業を導入した。ITに長けた人材が多く住むベイエリアだからこそ、実現できたものだという。しかし、リモートでの授業が長引くにつれ、「勉強しようという気持ちがわかない」という子どもたちが増えてしまった。それが、昨年4月に全校対面授業に切り替わってからは、「ともに学び・ともに遊ぶ」という本来の学校を楽しむ要素が増え、子どもたち一人ひとりが何かに一生懸命取り組むようになったという。コロナ禍を経て、子どもたちが可能性という芽を出し、それがすくすく育っていく、そんな雰囲気の学校へと進化した。  

オンライン授業を行っていた2年間、子どもたちは感想や意見を伝え合い、考え、深めていくことが十分にできなかった。対面授業再開から2年目を迎えた今、日本語力の向上には、伝えたり聞いたりして考えを深め、その考えをまとめて書くことにつながる「対話」を大事にすることにこだわっている。日本語で対話し、考え、理解を深める。同校には、「ともに学び・ともに遊ぶ」活動を通して、「日本語で学ぶ楽しさを感じる」環境が整っている。


教師・スタッフからのメッセージ
水谷 靖 校長  



本校では「対話」を大切にしています。子ども同士だけでなく、教員同士も授業の改善に向けた対話をしてほしいと願っています。授業をより良く改善することで、子どもたちの考えが深まり、日本語で学ぶ楽しさを感じて笑顔になる。その子どもたちの笑顔を見て、教える側も笑顔になれる、そんな学校を目指しています。私たちと一緒に「笑顔」になりませんか。

【学校インフォ】 
サンフランシスコ日本語補習校
【創立年】1969年
【生徒数】約1300人
【学年編成】幼少部(幼稚部・小学部)、 中高部(中学部・高等部)
【電話】415-989-4535(事務局)
【ウェブサイト】www.sfjs.org

22 Battery St., #612, San Francisco, CA 94111

https://sfjs.org/

415-989-4535

文部科学省から認可を受け、政府派遣教員の指導のもと準公教育を実施している。日本語による教科学習や日本的な行事を行い、日本の学校や社会に適応できる素地を養う。50年以上の歴史があり、在校生徒は約1400名。

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