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親知らず - 森田先生(歯科医)

2024.02.28

配信

親知らず 

 親知らずとは、口腔内で一番奥に生えてくる歯 (上下左右それぞれ4本)のことを指します。生えてくるタイミングは異なります が、大体17歳から21歳と言われています。親知らずは色々と問題が出来やすい歯です。今 回はその親知らずについてお話したいと思います。


主な問題

 親知らずは他の歯と比べて大きく、口腔内でのスペースが狭いため、正常な位置に生えづらいことがあります。斜めに生えてしまい、手前の歯にぶつかり、歯ブラシ、フロスでの清掃が難しくなり、歯周病や虫歯の原因となったり、歯茎に圧力がかかり炎症や腫れが起こることもあります。斜めに生えたことで、手前の歯を支えている骨を溶かし、支えていた歯も歯周病になる場合があります。


維持する上での問題

 真っすぐ生えて維持できる場合もあります。一番奥のため手入れがしにくいです。65歳以上で親知らずを維持し、虫歯や歯周病に悩まされていないケースは2%以下と言われ、親知らずの神経治療は通常より成功率が低いです。


様子見をする

 17歳以下で未だ真っすぐ生えてくる可能性のある親知らずに対しては、様子を見ることは良いと思います。しかし、斜めに生えてくると分かっている親知らずに、様子見をすることはお勧めいたしません。手前の歯の骨を溶かすかもしれないからです。治療も痛みも問題が起こってからでは、通常よりも難しく、費用も高くなる可能性は高いのです。


アメリカでの通常の治療

 上記のように問題が多い親知らずは、問題が出る前に抜歯をするのがアメリカでは主流です。特に高校生、大学生のお休みが長い時期に抜歯の予約をします。抜歯をしなけらばいけないわけではありません。適切な対策を相談できる歯科医に行かれることをお勧めいたします。


森田耕平(もりた・こうへい) D.D.S.

2005年のUC Berkeley大学卒業。2009年、ニューヨーク大学歯学部卒業。2010年からニューヨーク病院で研修を開始。口腔外科、審美歯科、小児歯科、インプラント治療について研究を重ねる。ICOI(International Congress of Oral Implantologists)、ITTI(International Team of Implantology)のメンバー。2012年クパチーノで開業。 

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